はじめての読書

ビギナーでも読みやすい面白い本を紹介していきたいと思います。

はじめてのミステリー・サスペンス小説

厳選した、面白いミステリー小説・面白いサスペンス小説を紹介したいと思います。

 

■秘密 / 東野 圭吾


秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)

東野 圭吾作品の中で一番面白いと思っています。
よくある、「入れ替わり系」です。妻が娘と入れ替わります。
既婚男性にぜひ読んでいただきたい。ラスト必見です。
最後のどんでん返しが驚きなのですが、それ以上に、切なすぎるラストです。

 

容疑者Xの献身  / 東野 圭吾

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

「秘密」とおんなじくらい、読む人によっては、それ以上に、面白いと思います。
殺人を犯した母子を隣に住む高校教師がかばって罪を上手く隠蔽していくお話です。
ラストまで怒涛の如くの展開で、一度読み始めたら辞められません。
そして、ラストのどんでん返しはビックリです。そういえば、ちょこちょこ、複線
貼ってあったなあと、2度読み必須です。

 

■告白 / 湊 かなえ


告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

娘を殺された教師が犯人の生徒に復讐するお話。容赦ないです。
重い話。湊 かなえ作品は重いのが多いですね。ですが面白いです。
復讐の仕方が俊逸で、悪人を成敗する爽快感があります。

 

火車 / 宮部 みゆき


火車 (新潮文庫)

火車 (新潮文庫)

借金こわい、ってはなし。借金とかクレジットカードとか自己破綻について、
学ぶことができます。非常にためになります。

 

■ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 / スティーグ・ラーソン

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

ミレニアムシリーズの1作目です。失踪事件を追うお話です。
主人公の相方となるドラゴン・タトゥーの女がすごい女です。
ハリウッドのアクション映画を見ているようなスピード感で、お話が進んでいきます。
やっぱり最後はどんでん返し。あんたが犯人か!?って、なります。
2作目以降も、面白いです。

 

 

犯人に告ぐ / 雫井脩介

犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)

犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)

 

誘拐犯を追う警察のお話。なんですが、犯人捜しの方法としてメディアを活用するっていうのが斬新です。
主人公の警官は、犯人とアポイントを取るため、テレビに出て犯人をおだてる、そんな主人公を世間は批判する。そんな批判にも負けず、犯人との駆け引きを続けていく主人公。そんな警察官の執念が最後には、犯人を追い詰めていく。

 

■八日目の蝉 / 角田 光代

八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉 (中公文庫)

誘拐犯の主人公が誘拐した子を自分の子として育てていくお話。
ミステリーというよりかは、純文学かもしれません。
誘拐犯の主人公のハラハラする逃走のなか、子供との温かい日常があり、周りの人との触れ合いがあり、心温まるシーンがあります。そして、ラストの誘拐犯の一言ですね。母親のセリフです。切ないです。泣けます。

 

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