はじめてのミステリー・サスペンス小説
厳選した、面白いミステリー小説・面白いサスペンス小説を紹介したいと思います。
- ■秘密 / 東野 圭吾
- ■容疑者Xの献身 / 東野 圭吾
- ■告白 / 湊 かなえ
- ■火車 / 宮部 みゆき
- ■ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 / スティーグ・ラーソン
- ■犯人に告ぐ / 雫井脩介
- ■八日目の蝉 / 角田 光代
■秘密 / 東野 圭吾
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/05/01
- メディア: 文庫
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東野 圭吾作品の中で一番面白いと思っています。
よくある、「入れ替わり系」です。妻が娘と入れ替わります。
既婚男性にぜひ読んでいただきたい。ラスト必見です。
最後のどんでん返しが驚きなのですが、それ以上に、切なすぎるラストです。
■容疑者Xの献身 / 東野 圭吾
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/08/05
- メディア: 文庫
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「秘密」とおんなじくらい、読む人によっては、それ以上に、面白いと思います。
殺人を犯した母子を隣に住む高校教師がかばって罪を上手く隠蔽していくお話です。
ラストまで怒涛の如くの展開で、一度読み始めたら辞められません。
そして、ラストのどんでん返しはビックリです。そういえば、ちょこちょこ、複線
貼ってあったなあと、2度読み必須です。
■告白 / 湊 かなえ
- 作者: 湊かなえ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: 文庫
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娘を殺された教師が犯人の生徒に復讐するお話。容赦ないです。
重い話。湊 かなえ作品は重いのが多いですね。ですが面白いです。
復讐の仕方が俊逸で、悪人を成敗する爽快感があります。
■火車 / 宮部 みゆき
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/01/30
- メディア: 文庫
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借金こわい、ってはなし。借金とかクレジットカードとか自己破綻について、
学ぶことができます。非常にためになります。
■ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 / スティーグ・ラーソン
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- 作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/09/08
- メディア: 文庫
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ミレニアムシリーズの1作目です。失踪事件を追うお話です。
主人公の相方となるドラゴン・タトゥーの女がすごい女です。
ハリウッドのアクション映画を見ているようなスピード感で、お話が進んでいきます。
やっぱり最後はどんでん返し。あんたが犯人か!?って、なります。
2作目以降も、面白いです。
■犯人に告ぐ / 雫井脩介
- 作者: 雫井脩介
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2007/09/13
- メディア: 文庫
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誘拐犯を追う警察のお話。なんですが、犯人捜しの方法としてメディアを活用するっていうのが斬新です。
主人公の警官は、犯人とアポイントを取るため、テレビに出て犯人をおだてる、そんな主人公を世間は批判する。そんな批判にも負けず、犯人との駆け引きを続けていく主人公。そんな警察官の執念が最後には、犯人を追い詰めていく。
■八日目の蝉 / 角田 光代
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/01/22
- メディア: 文庫
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誘拐犯の主人公が誘拐した子を自分の子として育てていくお話。
ミステリーというよりかは、純文学かもしれません。
誘拐犯の主人公のハラハラする逃走のなか、子供との温かい日常があり、周りの人との触れ合いがあり、心温まるシーンがあります。そして、ラストの誘拐犯の一言ですね。母親のセリフです。切ないです。泣けます。